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高齢世帯の孤立化、買物難民なくすために
シルバーパス、ミニバス、ワゴンタクシーの拡充を

猪瀬都知事に要望書を提出

5月21日

対都交渉5.21.jpg 高齢世帯の孤立化や買物難民の出現が社会問題となっています。誰もが安心して利用できる移動手段の確保が切実に求められています。ちかざわ美樹は、5月21日、猪瀬都知事に要望書を提出、東京都福祉保健局に申しれを行いました。市民とともに中谷好幸前市議、大高哲史市議も同席しました。要望の内容は以下の通りです。

要望1 モノレールにシルバーパスが使えるように

 シルバーパスは70歳以上の方が、所得により年間1,000円または20,510円を支払い発行を受けたパスを使えば、都内の都営交通や路線バスを何度でも利用できる制度です。しかし、多摩都市モノレールではこのパスが使えません。都バス、都電、地下鉄などの都営交通で使えるのに、都が80%出資する多摩都市モノレールで使えないのは多摩地域の住民にとって不公平な話です。しかも、モノレールの開設に伴い、例えば動物園通りの路線バスが廃止されるなど競合するバス路線の廃止・縮小がすすみました。
 ちかざわ美樹は、都営交通と同様に、多摩都市モノレールでもシルバーパスが使えるように制度の改善を求めました。

要望2 ミニバス、乗り合いタクシーに都の財政支援を 

 日野市では、交通不便を解消するためにミニバスや乗り合いタクシー(かわせみ号)を運行しています。運行費用は乗車料金と市の補助金でまかなわれており、市の負担は年間8700万円にのぼっていますが、都の負担はゼロです。路線や運行本数を増やすためには都の財政的支援がどうしても必要です。
ちかざわ美樹は、現行の都の補助制度が運行から3年間に限定されていること、車両の買い換えなどに適用されないことなど制度があっても、実際には活用できないなどの問題点を指摘し、改善と予算の増額を求めました。

都の担当課長からは制度改善への前向きの回答はありませんでした。しかし、参加した市民からは「都はもっと都民の暮らしに思いを寄せて予算を組んで欲しい」「WHOも高齢者の社会参加の度合いと健康度は比例する言っている。こうした施策にこそ力を入れるべきだ」などの声があがりました。

村松みえ子さんのバトンを引き継ぎ
要求実現に全力をつくします

日本共産党は、シルバーパスの拡充やミニバス、ワゴンタクシーの運行、歩道の整備など、誰でも安心して利用できる交通手段や道路の整備のために頑張ってきました。私は村松みえ子さんのあとを継いで、市民のみなさんの切実な願いを実現させるために全力で働きます。

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